シンガポールの国内供給物価指数は、2025年6月も前年同月比3.7%下落し、5月の3.9%下落に続き、3ヶ月連続で下落しました。
この下落は、複数のカテゴリーにおける価格下落が主な要因です。
特に目立った下落は、燃料(5月の-23.5%に対し-18.3%)、化学製品・化学製品(-8.8%に対し-8.9%)、製造品(-2.7%に対し-2.8%)、動植物油脂・ワックス(-2.9%に対し-4.4%)でした。
一方、機械・輸送機器(3.9% vs. 7.4%)、食品・家畜(2.3% vs. 3.1%)、飲料・たばこ(0.6% vs. 1.1%)、その他製造品(10.8% vs. 7.7%)は価格が上昇し、原材料(2.8% vs. 1.3%)は価格が回復しました。
前月比では、指数は0.3%上昇し、5月の3.5%下落から持ち直しました。